全力でゆとる。
好きなものは好きなんだから仕方ないじゃない。
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劇団平成商品さんの「イゼン、私はアンドロイドでした。」を観てきました。
半年くらい前に秋にやるよ、と聞いてから楽しみにしておりました。
何がネタバレで何がネタバレじゃないのか分からないというか、すべてがネタバレだと思うので畳んでおきます。
半年くらい前に秋にやるよ、と聞いてから楽しみにしておりました。
何がネタバレで何がネタバレじゃないのか分からないというか、すべてがネタバレだと思うので畳んでおきます。
あらすじは公式サイトに書いてあるので思った事だけ書きます。
内容は順を追っておらず前後しまくりますのでご注意。
・あらすじを読んでいかなかったので、オードリーが血を飲むってことが最初分からなくて、物理的に人肉を食べたいのか、吸血鬼状態で血を飲みたいだけなのかがどっちだろーって思いました。
ちゃんとサイト観ろって話……
これはアンドロイドの設定全体にも言えることなんだけれど、アンドロイドという存在の設定というか、性能というか、物語の中においてどういう立ち位置かというのは明示されていたけれど、その機能までは説明がなくてちょっと「?」でした。
社会の中で人間に取って代わって仕事をこなすというのは十分に理解出来る。
実際そうなるだろうって話は普通にあるし。(話は逸れるけど取って代わられない職業のトップが芸術やってる人だというので自分の周辺はわりと安心だなって思ってる)
で、それは解るんだけれども、物理的な性能として、演算システム以外の肉体的(機械だけど)な力はどうなのかなって。
ずっと観ていると通常の生活の中では、アンドロイドともみ合いになっても腕を振り払うくらいは出来るし、ちょびっツ的に特別重いという訳でもない(オードリーがしがみついてもサカキバラがべしゃってならずに暴れられたり、最後ハナダがオードリーを抱えてたくらいなので)。その割には人の腕を千切る程度の力がある…?というのは、アンドロイドの能力ないし力を、見てる側からするとどう位置づけて良いかちょっと迷うな、と。
ご飯を食べないっていうのは食べるタイプが売れなかったって言ってたので分かったけど。売れなかった理由も納得って感じだったので、同じくらいの密度で他の設定も分かるようにしてもらえたら良かったかなと思います。
あと、本屋が閑古鳥鳴いているというのは、どういう意味で紙の本が読まれなくなったのかが微妙に分かり難かったです。
人間がしていた仕事の大半をアンドロイドがやるようになって、人間に知識や交流の為の教養というのがあまり必要なくなって、今でいうところの人間性みたいなものが欠如しつつあるのか(その点本屋という場所で働いている、またはその周辺の人は「人間らしさ」が普通に存在したままでいる)、それとも書籍の内容がすべてデータ化されて物理的に紙というものが必要とされなくなったのか。
後者のような印象を受けたのだけれど、その割にはデータ容量にあまり問題なさそうなアンドロイドたちが知識を披露する機会がないのがちょっと違和感というか…もっとロボらしさがあってもって思いました。
なので、全体的に近未来日本というよりは、ファンタジーと云った方がすんなりと設定を受け入れられるように思う。
・ソラが大きい(背の高い)アンドロイドだということを、サカキバラが来て言うまで気付かなかった。確かに言われてみれば大きかったのかも。男性の方と並んでても同じくらいな感じで…
でも大きい印象があまりなかったのでサカキバラが殴り込んで来た時に言われて「あっ、そうなんだ」ってなった。
あとソラが壊れた(リセットされた?)ところ、要因がいまいち分からない。そこは前述のように、アンドロイドの性能に関するところなのかもしれない。どの程度耐久性があるのか。表面上はセックス出来るくらいだから人間と似たような感触で作られているんだろうけど、本質的には無機物というわけで、ちゃんとソフトウェアを守る対策はされていると思うんだけど…もみ合ったとはいえ止まるほどなのかな…?と思ってしまったので、アンドロイドの耐久性の低さをもうちょっと最初に振ってもらえていればソラがストップした時に「壊れた」、ということが瞬間的に分かったと思う。
・転換した後の舞台セットでずっと霧ちゃんと目が合ってました。
好きなキャラはミドでした。かわいい。(藤村歩タイプの役者さんですね…って思ったけどたぶん一緒に居た人誰にも伝わらないから言わなかったw)捨てられてもなお主人を欲するように設計されているのだろうけど、それは人間のエゴだろうなぁと思います。
オードリーにも言えることだけれど、いらないと言われても縋る、っていうのは、人がそう望んで作ったんだろうね。いらないと言ってもなお一緒に居て欲しいと言ってもらいたいというのは、そこまで自分を必要としてほしいというのは、人間の性なのかもしれない。
ただ、それが人間同士になると…どうなんだろうね…
結局、拒否しても縋って欲しいと思うのは「理想」でしかなくて、実際人間同士でそうなってしまったら不幸の種になるっていうのがトリイとオリタで分かるし、これからのシモヤマとトリイでも…たぶん……と思わずにはいられない。
ちなみにカップルかどうかちょっと分からないけど、タケとサクラはすっごいかわいいと思う。素直に応援したいーーってなりました。ただ、全体的に年齢設定が分からないせいで、ずっとタケ女の子だと思ってたお…^p^少年だったの…かな?
あと文字チャ(だよな?)してるシーンが面白かった!カチャカチャカチャカチャ…そうなるよね!って思いました。動きも面白かったです。
最終的に三人とも関係してくるだろうと思って見てたらやっぱり結構近場の人だった―――ーってなりました。こわいよね。狭い世間。
あとアンケートにも書いた気がするけど(既におぼろげ)照明がすっごい好きでした!
最初のフェードアウトがすっごくキレイで、小さい小屋特有の、鼻摘まれても分からないくらい暗くなるあの感じ、そこへガタ無く行く感じがとーーっても気持ち良かったです。照明の転換はちょっと気になったとこあったけど…シーンが思い出せないので割愛。でも大体良かったです。
元々照明畑だったからやっぱどうしても気にして観てしまう〜
音楽はいつも通りだった…と。ああいう音の使い方(特に音楽)する劇団なんだと思っているので、あまり深くは考えなかったです。好みかとかは別。
一人一役だったからか、人数が多かったように思います。いつもより…どうなんだろう、数えている訳じゃないので正確には分からないけれども。
ただ、シモムラとトリイが中心に居るとはいえ、ごちゃっと人が居て群像劇っぽくなってたので、全員覚えておくのが…大変だった…一回二回名前を呼ばれた程度だと聴き取れなかったりするから余計に。
最近とみに登場人物の名前が覚えられなくなってる私なので、たぶん覚えられる人は覚えられるんだろうな。ポンコツ脳です。
そんな感じかなー?昨日観たのにどんどん忘れていく!
イベントと違ってメモ取りながら観る訳にもいかず。何度も観に行く余裕もないので、どうしても内容がうろ覚えになってしまうな…残念…
ホンがあると感想とかは書きやすいんだけど、あまり役者側にメリットはなさそう。
今回降りた事のない駅から劇場へ行ったので迷ってはいないけどあってるかなーと思いつつ向かいました。大通り沿いだからすぐ分かったから良かったけど。
あ、私としては物凄く会場内が暑かったので最後の方割りとぐったりしてました。冷房聞いてるくらいでも丁度良いかなって。
始まってあの距離で役者が出てきたら必然的に室温は上がるだろうし…酸欠気味だったので、次同じくらいのキャパだったら酸素缶を持っていこうと思いました。
音鳴ってない時に吸う…
てな感じで。
次はいつなのかなーまた一年後くらいなのかな?
楽しみです(´ω`*)
劇団の皆さん、お疲れ様でした!
タマさん、誘ってくれてありがとうございました!
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