全力でゆとる。
好きなものは好きなんだから仕方ないじゃない。
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まず制作側に原作未読映画のみで視聴者に理解させる気があるのか、そこが謎でした。
そこそこ分量ある原作を2時間に収める訳だから割愛するシーンがあるのは当たり前。
でもそれにしては文字情報として入れてないと解らない、解りにくい部分が多々あったと思う。
物語シリーズみたいにやれとは云わないまでも、文字として表されて初めて伝わる内容が多分に含まれてた気がしました。
ストーリー自体を簡素化させて解りやすくしてしまったら原作から遠くなりすぎてしまうのかなーといも思ったけど、それも私の憶測でしかないわけで。
それを思うとそういう想像をさせてしまうあの造りについてはやはり少し疑問です。
全体感としてはそんな感じ。
ジョンがフライデーを物として見てないようだ、って云われてたけど、正直終盤の暴走する辺りに行くまでそうは思わなかった…
まぁ軍事利用するとかって話に比べれば確かに物扱いではないとは思うけど、親友の肉体(魂を確定できない以上見た目だけだけど)に対する態度としては…冷たい、ってのとは違うけどそんなに入れ込んでる様には感じなかったです。
原作だと違うとしたら演技なのかもしれないけど。
全体通して、カラマーゾフ博士の死に際と地下水路のシーンくらいしかジョンの感情が動く様子が分からなくて、この子は一種の不感症なのか?と思った。
研究者向きだとは思う。
てことでジョンに全然感情移入とか気持ちを寄せることが出来なくてちょっと厳しかったです。
何考えてるか判らない?系?かな。
まぁ行動原理は分かったから1度目の手記との邂逅のとき利用しようとするのはスムーズなストーリーの流れだと思ったけど。
カラマーゾフ博士の最期で完全にフラグ立ってたからなぁ…
本筋はそんなになくて、装飾が多い、っていう印象でした。
つまりは期待してたよりは面白くなかったです。
映像化に当たってそうなったのか原作がそうなのかは読んでないので判断できないけど…
虐殺器官読んだときの、細かい装飾部分というかギミックはあまり理解できないけど、大本の太い筋はすごく面白かった、っていうあの感触は抱けなかった。
ので、少し残念です。
虐殺器官は映像化されるのか分からないけど、ハーモニーは原作にあまり不安はないので、どういう演出されるかは分からないけどもうちょっと楽しめると良いなーと思います。
とりあえず、近々屍者の帝国読んでみて、それでからまた改めてアニメの方考えたいなと思いました。
以上。
~オマケ~
カラマーゾフ三木さんが格好良くて潔くてめっちゃ良かったですvvVV
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